第6回 開催レポート 志賀直哉「小僧の神様」「山科の記憶」

《開催レポート 6/11》

第6回 白山夜。雨にもかかわらず9名の参加者!

今年の3月に3人からはじめた頃を思うと感慨深いです。

メンバー間で貸し借りをするのも楽しくなってきました。

あの人のオススメだから読みたい!って

どうしてこんなに楽しいのか♪

 

この日読んだのは、

志賀直哉の「小僧の神様」と「山科の記憶」。

教科書や国語便覧で名作、文豪と紹介されていたけれど、

実はあまり読んだことがない本ってたくさんありますよね。

読んでみれば「なんでこれが名作?」

ということも多々あるわけですが、

それも含めてみんなで楽しめたらと思って選びました。

 

志賀直哉は自分の体験をもとに

小説を書くことが多い作家と言われていて、

この二編もその色合いが濃いです。

 

特に「山科の記憶」は、

素直でダメでかわいい男の切実さが可笑しかったり、

ぜんぶわかっていて付き合ってあげる良妻ぶりに驚いたりと、

ツッコミどころ満載で盛り上がりました。

 

「小僧の神様」は、「おごって『淋しくなる』心境とは何か?」

「身元を明かさないことの『残酷さ』とは何か?」について、

みんなが感想を持ち寄りました。

話していくうちに主人公の不器用さが

作者自身の性質にとても近く感じられ、

志賀直哉に対する親近感が芽生えました。

 

1971年に没、という事実に、

「意外と最近の人だった」という発見もありました。

 

わたし自身、高校の教科書にあった「城崎にて」以来の志賀直哉でしたが、

他の話も面白くて、短編集を一気に読んでしまいました。

 

「この歳になって読む名作」シリーズ、なかなかよいかもしれません!

 

◎次回は6月25日(水)です。

・申し込み>>http://hakusan-yoru.jimdo.com/contact/

 

 

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