第7回 モーパッサン「宝石」

第7回 白山夜。参加者は6名。

前回メンバーがオススメしていた

小野 不由美の「残穢」を読書タイムに読みかけましたが、怖くて断念。。

古民家の花みちではムードありすぎます!

 

本日の課題本は、モーパッサンの「宝石」

(ちくま文庫「モーパッサン短篇集」より  1883年の作品)

 

妻はいい人。せっかく夫に財産を遺してあげたのに、残念な結果に

実は妻は座敷童だったのでは?あるいは鶴の恩返し話では?

妻は宝石をうまく使いこなせる人だったが、夫はそうではなかった

妻は夫の度量を試したのでは?あるいは試したのは宝石かも?

不貞行為は夫の妄想では?勝手に求愛されて勝手に贈られたのかも?

贈られた宝石をみせびらかすなんて、したたかすぎる女

贈り主を確かめもせずに換金だけするのは、残念な男

 

...などなど、たった17ページの作品からも、いろんな視点が出てきました。

「宝石」は読みやすい作品なだけに、

自分一人だと「果たしてどっちがいいか、人生わからんね〜...以上!」

と読み飛ばしてしまいますが、こうして複数人で読み解いていくと、

その小説のあたらしい可能性が見えて、読書体験が深まる気がします。

 

長編「女の一生」も読んだことがないのですが、

300篇も遺した短編の名手と知って興味をもち、

セレクトしてみました。

独特の皮肉や苦い笑い、

人生の不確かさなどを小気味良く描いていて、

他の作品も面白いのでオススメです。

 

◎次回は7月9日(水)18:30〜

この回はなぜかお休みする人が多いので、

お試しスポット参加したい方ぜひ!

文京区民以外も参加できます。お待ちしてます!

http://hakusan-yoru.jimdo.com/contact/

 

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