第9回 工藤順子「こどものころに見た空は」、ミヒャエル・エンデ「モモ」

2014/7/23

メンバーが差し入れてくれた桃の香りに包まれての第9回・白山夜。

参加者は8名。

今回も「文京区 読書会」で検索してHPにたどりついてくださった学生さんがお一人。

やっぱりHPをつくるって大事なんだな〜

 

最近参加された方からは、こんなうれしい声が♪

「ビジネス書を読む勉強会っぽい読書会は自分には合わなかった。白山夜は小説を読めるのがいい」

 

「ふつう読書会といったら本好きばかりが集うイメージなのに、白山夜には"本はほとんど読まない"という人がいてびっくりした。でもそこがいい!」

 

「参加人数もちょうど良く、メンバーもバラエティ豊かで楽しく、初めてなのにとても居心地がよく感じました。みなさんご自分の考えをしっかり持ってらっしゃるのに、ほかの人の話をよく聞いていらっしゃって、いい雰囲気ですね」

 

そう、とってもいい雰囲気なんです。

最近は、「自己紹介、オススメの本、近況」を話して一巡するのに1時間近くかかることも!

どうもここに来ると、「お互いのことを知りたくてたまらん!」

という気持ちになってしまうみたいです。

 

 

さて、今回読んだのは、

・こどものころに見た空は/工藤順子(詩)、松本大洋(絵)

・モモ/ミヒャエル・エンデ

 

「こどものころに〜」は工藤順子と松本大洋の親子作品。

夏休みの印象が強いのか、今の季節は特にこどものころの記憶がふいにあらわれることがあります。そんな懐かしさを込めてセレクト。

自分がこどものころに全く同じことがあったわけではない(そもそもこどものころの記憶があまり鮮明でないという人も)のに、この詩に描かれている世界はどこか懐かしいのです。

 

「モモ」は、人の話を聴く、ということについて最近考えることがあって第2章をセレクト。長編の一部だけを読むという初の試み(いつもは短編ばかり)でしたが、なかなかよかったです。こどものころに読んで大好きという人から、タイトルを聴いたこともないという人まで様々だったのが、わたしとしてはやや意外!

「モモみたいに、"◯◯さんのところにいってごらん!"と言われたい」「児童文学におけるこどもは不完全な存在として描かれ、成長していくところに自分を投影して読む話が多いが、モモははじめから完璧。こどものころに読んで入り込めなかったのはそのせい?」「エンデはそもそもこども向けに書いていない?」「モモが人の話を聴くのは、その人のためというよりは、"星の声を聴く"と同列の、自分のために美しいものを聴いているという感じ?」「なんか訳がいまいち...」などなどいろんな感想が出ました。

 

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次回は8月13日(水)です。ご参加お待ちしております。

選書を任せろ!という方も歓迎です^^

http://hakusan-yoru.jimdo.com/contact/

 

 

 

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