第15回 乙一「Calling You」

なぜか白山夜は雨が多いような気がします。

花みちに来てしまえば、

雨粒が石畳を打つ音も風情があっていいなぁなんて思うのですが。

この日読んだのはメンバーからのオススメで、

・Calling You:乙一(「失はれる物語」より)

主人公の孤独さに共感したり、
文章に対するテクニカルな指摘があったりと、
いつものように盛り上がったのですが、
どういう基準で選書するのか、ということをあらためて考えさせられる回でした。

 

白山夜で読む本は、

・人数は多いか少ないか
・メンバーの顔ぶれはどうか
・時間内に読み終われそうか
・過去に読んだ本と同じ/違う路線でいくか
・多様な意見が生まれそうか

などを考えながら選んでいますが、
結局のところ、作品に対する主宰者または選者自身の強い思い入れが、
潜在的な場の満足へ繋がっていくのではないかという気がするのです。

「なぜこの作品をみんなで読みたいのか」という理由が漠然としていたとしても、
その作品に「心奪われた」という「感じ」が、

本をめぐる場をつくる上では重要なのではないかと。

 

...と、なんだか、本の話というよりは、
「読書会の作り方」みたいな主宰者目線でいつも書いてしまいますね...トホホ。

 

「たまにはスカッとしたハッピーエンドを選んだら」
という声をいただいたので、いろいろ探してみています。
リクエストもお待ちしてます。

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次回は、11月12日(水)です。初めての方もぜひどうぞ。お酒飲みながら語りましょう。
https://www.facebook.com/events/738531069558933

 

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