第20回 フレデリック・ブラウン「叫べ、沈黙よ」「カイン」

メンバーからオススメで、

フレデリック・ブラウンの「まっ白な嘘」から

「叫べ、沈黙よ」と「カイン」を読みました。


わたしは全然知らなかったのだけれど、星新一と並ぶ(というか星新一がとても影響を受けたという)短編の名手として知られている作家だそうです。こうやって知らない作家に出会えるのは、読書会の楽しいところです。


文庫本で10ページ程度の短いテキストの中に、最後はあっと驚くドラマが隠されていて、ぐいぐいと読ませるものばかりです。ミステリーなのですが、謎解きを楽しむというよりは、ダークな世界観に浸るという感じ。


感想を話しているうちに、「本の読み方」の話になりました。多くの人が字を追いながらイメージを立ち上げていると思うのだけど、どんな風に立ち上がっているのか、どんなビジュアルが立ち上がっているかを聞きあいました。わたしはかなりリアルに人の顔や服装や声色、風、匂い、音、などを全編にわたって感じながら読むことが多いのですが、時々しか浮かばない人、全く浮かばない人もいるようでした。同じ本を読んでいても、見えている世界は全然違っていて、でもどこかで分かち合えるものはあって。読書って不思議な体験です。


その他、原作と映画はどっちが好き?、作家と作品はどんな関係にある?などの話も盛り上がりました。

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次回は2月11日(祝・水)

https://www.facebook.com/events/432617836886231

事前に中島敦の「弟子」を読んでご参加ください。

おやすみの日なので、はじめての方もぜひどうぞ♪

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