第24回 夏目漱石「それから」

今回は実に文京区っぽい作品でした!


◎夏目漱石「それから」より採録

(「高校生のための近現代文学エッセンス ちくま小説選」)


漱石、読んだことありますか?意外と読んだことがない。

または、「坊ちゃん」「こころ」は読んだけど、それ以外はない

という方は多いのでは。


これまでもちょいちょいやってきた、志賀直哉、ヘミングウェイなど、

「意外と読んだことない名作シリーズ」として漱石を取り上げました。


採録で一番いいシーン14ページをその場で読んで感想をシェアする形。

この本は高校生向けに解説も充実していて、おすすめの一冊です。


ダメなんだけど、なんだか憎めない代助。

三千代が覚悟を決めているのに、ブルってしまう代助。

情けないとも読めるし、

それほどまでに所帯をもった女性に告白することは罪深い時代だったとも読める。

「こころ」で痛烈に表現した、漱石のテーマ「友情と裏切り」は

ここにも綿々と受け継がれていました。

「それから」はもちろん、続編の「門」も読んでみたくなったという声多数。


文学や名作は、とっつきにくい印象があるけれど、

こうしてみんなで読むと、ぐっと身近に感じられるのがうれしい。

時々このシリーズをやってみたいと思います。

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次回は、4月22日(水)

いつものように事前読書は《不要》です。

読書会がはじめての方もお気軽にどうぞ。

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